嗅覚障害の治し方

嗅覚障害とは、現実にあるはずの臭いが感じない場合や、臭いが強く感じる障害のことを指します。嗅覚障害は、しっかりと治療を行えば改善する病気です。治療は早ければ早いほど効果が強いです。3か月以内に治療を行えば、嗅覚障害の半分以上はよくなるといわれています。

嗅覚障害の治療は以下の注意点があります。

1、鼻の天井部分にある匂いを感じるための細胞がたくさん集まっている部分があります。その部分の嗅粘膜の状態を改善してあげることが大切です。

2、嗅覚障害の治療を受けらている方は、薬の副作用などによる免疫力の低下が心配されます。免疫力とは、身体を守ってくれる大切なシステムです。嗅覚障害を治すために大切な役割を果たします。

3、嗅覚障害のストレス・不安はとても大きいです。この結果、自律神経の乱れが生じることにより、嗅覚障害の回復が遅くなります。自律神経の乱れは、他の病気を引き起こす可能性があります。嗅覚障害を治すためには、自律神経のバランスを戻すことが大事な治療です。

嗅覚障害の治療法として、投薬と手術の2種類があります。嗅覚障害の種類によって、投薬治療か手術かの判断を医師が行うことになるでしょう。

投薬治療は点鼻薬を中心に行われます。テロイド点鼻薬を使用した後は、鼻の粘膜の炎症を抑える効果を実感できるでしょう。また、同時にビタミンA・ビタミンB群・亜鉛などの栄養剤を、傷ついた嗅覚神経の修復を促進するために処方することもあります。

呼吸性の嗅覚障害の場合は、その原因であるアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症などの治療が必要です。時には手術で臭いの道を広くしたり、臭いの神経周囲の炎症を取り除く必要があります。